【とんぼ返り!】MRJ北海道にたどり着けず…2度も折り返す羽目に!

MRJ北海道へたどり着けず…

2016年8月27日の12時ごろに愛知県にある名古屋空港からMRJが北海道へ向けて飛び立ったが、1時間のフライトを経て戻ってくるというトラブルが起きた。原因は空調のトラブルということで、機内の温度調整がうまく働いていないことが原因のようだ。本来は、北海道、ロシア、アラスカで給油を行い、アメリカのモーゼスレイクの「グラント国際空港」に到着して、試験飛行を行う予定だった。空調のトラブルを修理し28日に再度北海道へ向けて飛び立つ予定だった。しかし…

2016年8月28日に再度飛び立つも、またもや同じ原因で名古屋空港へ帰ってくるという不甲斐ない結果を残した。北海道へさえたどり着けずMRJはどうやってアメリカに到達するのだろうか?

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MRJの性能

そもそもMRJはなぜ北海道、ロシア、アラスカを経由する必要があったのだろうか?直接行けばいいではないかと私は思ったのだが、どうやらMRJの性能が長距離向けではないようです。気になる性能を含めて下記にまとめてみました。

  • 機体名:MRJ(三菱リージョナルジェット)
  • 製造:三菱航空機
  • 開発期間:2008年~
  • 最大航続距離:約3300km(東京~香港)
  • 客席数:約90席
  • 価格:約50億円

リージョナルジェットとは航続距離が2000km~3000km程度の比較的短距離の輸送を目的とする航空機です。元々短距離が目的の航空機だからアメリカへ直で行くことができなかったのですね。

今後日本に導入予定のF-35戦闘機が1機約100億円と言われているので、それに比べれば半額です!

MRJと他国のジェット機を比較!

ボーイングやエアバスがこのリージョナルジェット市場には入ってこないといえど、現在のMRJには強力な競合がいます。

  • E190-E2
  • この航空機はブラジルの航空機会社が製造をしている航空機です。エンブラエル社という会社が製造しており、座席数はMRJとほぼ同じ100席程度です。燃費性能でもMRJに勝るとも劣らない性能を有しています。

  • ARJ21
  • この航空機は中国製です。中国製と聞くと、またチャイナボカンかと思われるかもしれませんが、MRJと同程度の性能を持っています。座席数は約90席で、航続距離は約3000kmとMRJと同程度です。今後この機体がMRJのライバルとなっていくのではないでしょうか?

MRJの今後

今後のMRJは再度点検に入るようです。点検が終わり、空調のトラブルが修理され次第、再度アメリカの「グラント国際空港」へ飛び立つ予定です。現在は第一給油地の北海道にさえ到着できていないので、せめて北海道までは到達してほしいものです。

2018年にはANAに1号機を納入する予定です。残り約2年で納入というのに、こんな状況で果たして間に合うのでしょうか?

2020年以降にはJALへの納入も予定されています。

まとめ

8月27日にアメリカへ向けて飛び立ったMRJは第1の給油地である北海道の空港までもたどり着けず、離陸後1時間で空調トラブルを起こし、名古屋空港に引き返した。翌日の8月28日に再度飛び立つも、やっぱり帰ってきた。

競合他社が順調な開発を進める中、日本の国産ジェットMRJは後れを取っています。2018年には早くもANAへの1号機の納入が決定しており、2020年以降にはJALへの納入もあります。そのためには早く空調トラブルを修復して、アメリカへ到着してほしいものです。

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