糸魚川の火事の被害額はいくら?損害賠償請求は失火法でできない?

新潟県の糸魚川市で起きた大火事が2016年12月22日の午前中に起きました。火元は中華料理屋ということですが、出火原因については詳細は出てきていません。

出火原因は油からの引火?

ニュースを見る限りでは、21時時点でも鎮火には至っていないようです。

ところで今回の火事で140棟以上の家屋が燃えましたが、被害額はいくらぐらいになっているのでしょうか?

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糸魚川火事の被害額は〇〇億越え?

糸魚川市での大火事では140棟以上の家屋が全焼したとのことです。

新潟県糸魚川市大町の中華料理店から出火し、住宅や店舗など約140棟が延焼した。現場はJR糸魚川駅近くの商店街。
(参照元:http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122200512&g=soc)

私の予想ですが、概算で68億9500万円に上るのではないかと思います。

被害額の内訳は下記くらいかなーと予想しています。

建物:63億2千万円

平成25年度の住宅の建て方別住宅数を新潟県で見てみると、割合で言えば下記のような結果です。

  • 一軒家:76%
  • アパート:2%
  • マンション:22%

そして、それぞれ一軒家は「3千万円/1軒」、アパートは2階建て(5部屋/1階)として「5千万円/1軒」、マンションは5階建て(5部屋/1階)として「1億円/1軒」で計算したところこのようになります。

  • 一軒家:31億8千万円
  • アパート:1億4千万円
  • マンション:30億円

※端数は切り捨てるなどして丸めて計算しています。
(参照元:http://www.stat.go.jp/naruhodo/c1data/16_01_stt.htm)

商品:1億円

商店街が燃えているということなので、商品として販売しているものも燃え尽きていることが予想されます。

ここについては明確な証拠は出なかったので、勝手な予想で1億円として計算します。

公共物:4億7500万円

公共物として、街灯と道路の整備費用に分けて考えてみます。実際は街路樹など他のものも数えればもっと増えるかもしれません。

  • 街灯:3億7500万円
  • 街灯は7万5000平方メートルが燃えた地域として計算しています。100平方メートルに1本の街灯が立っており、1本立て直すために50万円かかるとして計算するとこのくらいになりました。

  • 道路整備費:1億円
  • 道路整備費用に関しては正直わからなかったので1億円として計算しています。

概算ですが、かなりのお金になります。これを出火元が損害賠償請求をされたとしたら、普通払えるわけがありません。

損害賠償請求はできない?

失火法というものがあるらしく、法律で隣家の火災で自宅が燃えた時に出火元に損害賠償請求はできないようです。

隣家からのもらい火で自宅が全焼してしまったとき、日本の法律では原則として相手に損害賠償を求めることができません。

伝統的に木造家屋が多い日本では、火事による損害賠償は個人の資力を超えることが多いため、「失火法」という法律で特別に規定されています。
(参照元:http://www.rits.jp/topicks/fire.html)

原則ということなので例外はあります。重過失といって、ざっくりと言えば出火元の人に重大な過失がある場合に限って損害賠償請求ができるそうです。

追記:今回の事故は不注意ということですから、もしかすると重過失に当たるかもしれません。

今回は中華料理屋が出火元のようですから、その中華料理屋で重過失が認められれば請求はできるんですね。

しかし、よっぽどの証拠がない限りは証明のしようがありませんから難しそうです。

法律の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、今回の一件の損害賠償請求は厳しそうだなーと思いました。

火災保険は入っていた方がいいですね

まとめると火災保険・・・大事ですね。わが身は自分で守らないといけないんですね。

合計約70億円近い額を損害賠償請求なんてされたら、一般人だと払えるわけもありませんよね。

今回の件では、出火元の中華料理屋に重過失があったのかどうかで責任問題などが変わってきそうです。

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