
coach(コーチ)がkate spade(ケイト・スペード)を買収することが発表された。
私はコーチの男性ものの財布を一時期物色していた記憶があります。
確か楽天とかで数千円で売られていた記憶がある。
おそらくそれらは偽物だったんだろうが、現在コーチの財布を見ても高いとは感じない。
そんなコーチがケイトスペードを買収して、ケイトスペードは無くなるのか?
コーチは今後どうなるのかが気になってまとめてみた。
※男ということもあって、ケイトスペードというブランドの立ち位置が分からないことお許しください。
coach(コーチ)がkate spade(ケイト・スペード)を買収!
コーチがケイトスペードを買収すると発表しました。
ケイトスペードとコーチはどちらもブランドもののバッグなど革製品を取り扱う。
コーチはケイトスペードを買収することで、シナジー効果が生まれると説明している。
コーチは2640億円でケイトスペードをブランド含めて会社ごと買収する。
※1ドルは110円で計算。
買収は2017年度以内に終わる予定。
だから、2018年からはケイトスペードという会社とブランドがコーチの傘下に入る。
ここで気になるのが、ケイトスペードの会社やブランドはどうなるのか?という点。
コーチのCEOの発言から今後どうなるのかまとめてみた。
kate spade(ケイト・スペード)ブランドは無くなる?
会社がどうなるかについては正直どうでも良い人が多いと思うので、ケイトスペードというブランドが今後どうなるかに絞る。
Business WireでのコーチCEOの発言をざっと読んだ限りでは、ケイトスペードというブランドを無くすという発言は無かった。
その代わりに語られていたのが、「コーチのグローバルな販売経験がケイトスペードの世界販売に大いに貢献する。」といった内容。
具体的にはunlockと言われていたので、今後まだ展開していない市場にもコーチの販売網を使って進出していくものと思われる。
上記のCEOの発言を考えれば、ケイトスペードは当分は無くならない可能性が高い。
コーチと聞くと、あまり高級ブランドという印象は無いが、今後はコーチは高級ブランド路線へ舵をきるようだ。
コーチが高級ブランドになって、ケイトスペードが安めのブランドになるのかと思ったのだが、その戦略についての詳細は語られていなかった。
ケイトスペードはミレニアル世代と言われる2017年で言えば、だいたい15歳以上35歳以下の世代に特に強みがあるという。
だから、ケイトスペードは35歳以下の女性に合ったブランドにして、コーチをより上の世代のマダムたちに買ってもらうという方向へ舵を切りたいのかもしれない。
終わりに
ケイトスペードがコーチに買収されるということで、ケイトスペードがどうなるのかという疑問が多くあった。
コーチのプレスリリースでのCEOの発言を見る限りでは、ケイトスペードというブランドが無くなることはおそらく無い。
しかし、今後はコーチとケイトスペードのブランドの棲み分けが明確にされることが予想される。
結果的には現在のコーチやケイトスペードというブランドの立ち位置とは変わってくる可能性がある。
個人的には日本ではコーチがブランドを回復することは難しいんじゃないかと思いますね。
10年ほど前に安くてそれなりの良いデザインの財布が欲しいと探して見つかったものがコーチでしたから、そのころからコーチはブランドでも安い物なんだと認識していました。
アウトレットなんかでも安売りされることが多くて、ツイッターを見ていても、高級ブランドというイメージを持ってる人はあまりいませんでした。
ひどい書き込みではコーチは貧乏人が使うものという言い方もされていて、さすがにそれはないでしょう...。
こんな貧乏人の持ち物と言われないためには、安売りは今後やめた方がよさそうですね。